吐き気が止まらない、…保育士が抱えるうつ病について

保育士の仕事のイメージは、可愛い子どもに囲まれて毎日笑顔で過ごせる幸せな職業です。子どもが好きだから、保育士になることを決めたという人が殆どだと思います。もちろん子どもは可愛い、教室で子どもと囲まれているときは充実している、そんな保育士さんが多いと思います。でも一方では「子どもを可愛いと思えない」「保育の仕事に価値を見いだせない」「遊んでいても楽しくない」そんな気持ちを心に溜め込んでしまう保育士が実は多いです。仕事の重責に耐えられない、保護者や他保育士との関係に心が疲れてはいませんか?吐き気がひどくて朝が起きられない…それは「うつ病」かもしれません。心の病と言われるうつ病で、吐き気を伴ってしまった時の対処法を紹介したいと思います。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士

 

○保育士に多いうつ病とは

ストレス社会と呼ばれる昨今、うつ病患者は年々増加傾向にあります。職業別でみると保育士や介護関係のうつ発症度が高いと言われています。どちらも命を預かる職業のため常に緊張とストレスを感じやすい事や業務量や残業・持ち帰りといった仕事の多さ、保護者(または家族)との人間関係、体力の衰えといったものでもストレスを感じやすい環境に晒されていること、女性が多い職場特有の人間関係などストレスの原因になりやすいといった要因が多いことがうつ病の引き金になりやすいためです。

吐き気

吐き気


○初期症状は「吐き気」「頭痛」「倦怠感」などが多い

うつ病と言っても突然、ガツンと大きな症状が出るわけではなく、どことなく調子が悪いや風邪の初期症状?といった軽い症状から始まります。特に吐き気は保育士と言う職業柄、ノロウイルスなどを警戒して良く治るまで出勤停止対応となることが多く、ずるずると欠勤を続けてしまうケースもあります。

○その「吐き気」をうつ病か否か見分ける方法

吐き気は胃腸炎の類の心配もありますが、見分けられる方法があります。胃腸炎であれば「悪い物を出し切ってしまえば収まる」はずです。つまり、理由なく吐き気が長引く場合は「うつ病」の初期症状が疑えます。その際は、何が自分の心に引っ掛かっているのか、焦らずじっくり思い返してみましょう。思い起こすことで症状が表出する場合はうつ病のサインです。気持ちを切り替えることが出来るなら軽度ですが、布団から起きれない・食事を食べれないといった症状はうつ病が進行していることが考えられますから、迷わず病院を受診して欲しいと思います。

 

いかがでしたか。うつ病は心の病気です。弱ってしまっている心を助けるには薬やカウンセリングの前に仲間や友達に助けを求めてみて下さい。弱音を吐くことは恥ずかしいことではありません。保育士転職のアドバイザーに一通り悩みを聞いてもらうのも有効な解決手段ですし、この記事を読む時点で既に危険水域に達している方が多いかと思います。困っている事に対してアドバイスをもらえる先輩や同僚がいない場合は、専門窓口などに相談してみて下さい。うつ病は誰にでも、発症する可能性がある病気です。悩みを話したら吐き気が落ち着いたということもありますから、一人で抱え込まずに不安を感じたことは同僚や先輩保育士にどんどん相談してみて下さい。