保育士にありがちなトラブル回避方法

新任保育士だけでなく、初めての担任になると補佐とはまた違うトラブルが出てしまうこともあります。

どうしたらトラブルは未然に、もしくは起きてしまっても最小限に抑えることが出来るのでしょうか。対応別のトラブル回避方法をまとめました。参考にして下さいね。

保育士のトラブル

保育士のトラブル


保護者とのトラブル

保育士に最も関わりが多いのは園児ですが、間接的な関わりを持つ保護者とのトラブルは決して少ないとは言えません。

特に仕事をしていて長時間保育を利用する保護者にとっては少ない情報で保育園の状況を知らなければなりません。保育士にとっては些細なことでも、子どもを介すと話がやたら大げさになっていた…なんて経験された保育士も多いのではないでしょうか。

やはり普段からの保護者との連絡はしっかりと取る必要があります。

特に長時間保育を利用して朝も夕も保護者と会えない場合は、こまめな連絡帳の活用を。また文字だけでは頼りない場合は電話も有効ですし、長時間保育で保護者がお迎えに来たら長時間担当の保育士に声をかけてもらえるようにお願いしておくことも良いですね。

直接会えばなんてことない話も子どもや他の保護者など他人を介してしまう、いつも文字だけのやり取りになっていると些細なことがモヤモヤしているうちに不安となり、保育士に対して疑心暗鬼になってしまうことだってあります。

朝は忙しくても夕方のお迎えなら保護者も立ち止まって話せる時間があるので、しっかり顔を見て話せるように配慮することがトラブルを未然に防ぐポイントです。

同僚とのトラブル

男性保育士が増えてきているとは言っても、まだまだ保育士は女の職場ですから女性同士のトラブルは厄介なので避けたいですよね。

仕事に対しての不平不満から誰かをターゲットにして陰口を言うなんてことも残念ながら多いです。しかし、保育士は子どもの健やかな成長を助ける仕事です。

例え子どもが見ていなくても、陰湿な陰口には加担しないようにしたいですね。

誰かの陰口には曖昧でも返事をしない。一緒にいただけで「○○さんも、そう言っていたよ」なんてことになりかねませんから、一緒にいないことがまず一番です。

休憩室や職員室であれば、トイレを装って出ることも出来ますし、書類などの仕事は時間を変えて、別の仕事を先に片付けるといったこともいいですね。

一つの陰口から、大きなトラブルにならないように関わらないというスタンスも大切なことです。

上司(園長・主任)とのトラブル

仕事をしている上で、上司の対応に不満を持つ事は多いです。

保育所を家族で経営している私立の場合は特に保育の方針が偏っている場合も多く、異を唱えると退職にまで追い込まれると言った結末も多いです。

これに関しては、就職時にしっかり保育指針を理解した上で就職を決めることが大切ですし、どうしても方針が合わなければ潔く身を引くこともトラブル回避と言えます。

私立でも企業などが経営する場合や公立の場合は園長にはそれほど大きな権限がない分、上司となる園長・主任保育士の力量によって園の経営方針や園そのものの雰囲気が左右される場合があります。

この場合は、きちんと話せば対処してもらえる場合もありますので、園全体で話し合える雰囲気作りが大切です。

いかがでしたか。命を預かるプロフェッショナルが集まる現場ですから、スタッフ同士でのトラブルはしっかり対応したいですね。

また保護者とのトラブルこそ、こじらせたりする前に解決が望ましいですね。

子どもが楽しく保育園に通えるように、大人がその場所を潰すことがないように最善の対策を講じられるように、保育士は特に配慮が必要です。ただし、どうしても解決が難しい場合は主任や園長の判断を仰ぐことも忘れないで下さいね。

 

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士

同僚や保育園の人間関係トラブルを一度壊してしまうと、女社会では復旧は困難です。慢性的な人材不足が続く2016年の間に、こういう求人サイトをチェックして転職活動するのも悪くないです。


まとめ

いかがでしたか?現在トラブルに悩んでいないという保育士さんも、これから巻き込まれる可能性は大。そのために普段から対策しておくことをオススメします。

思いがけず起こる誤飲、保育士は未然に防ぎましょう

テレビのニュースで、乳幼児の誤飲の事故が流れるとドキッとしますよね。

乳児は、煙草やクスリなどの誤飲事故が多く、幼児ではスーパーボールなどの玩具を口にいれているうちに誤飲して窒息するという事故もありました。

乳児は、手に触れるものはなんでも口に入れてしまうので、保育園でもちょっと目を離しているうちに、「もしや誤飲か!」とひやりとして慌てる場面もあるでしょう。

大事になってからでは遅いです。

誤飲事故が起こらないよう、保育士が注意することと保育室の環境を考えてみましょう。

 

◆乳幼児はなんでも口に入れてしまう

乳児は、手に触れるものをなんでも口に入れます。まだ触感や視覚などが未成熟な分、敏感な舌でなめて確認しようするのは、発達段階のひとつでもあります。

食べられるものと食べられないものの区別がつかず、這い這いしながら床に落ちているチリをつまんで口の中に入れてしまうこともありますね。

3歳未満までの誤飲は、発達段階では起こりうるものと考えて、未然に危険と思うものは取り除いておかなければなりません。

幼児になると、スーパーボールの発生例のようにふざけて口の中に入れているうちに飲み込んでしまうといったことがあります。クレヨンなどの工作用具も自由に使うようになりますから、絵本や紙芝居を使って「口に入れる=危険」なことを、折に触れしつこいぐらいに知らせていく必要があります。

赤ちゃんの離乳食

赤ちゃんの離乳食


◆危険な玩具は保育室に置かない

3歳児の口から喉に陥入して詰まってしまう大きさは直径39㎜程度だそう、トイレットペーペーの芯が4㎝ぐらいですね。トイレットペーパーの芯を通る玩具は危険性があるということです。ままごとセットの食べ物に見立てたの玩具(いちご)を飲み込んで窒息死した発生例の玩具は30㎜強、スーパーボールは30㎜~40㎜前後でしょう。

ただし、その大きさに拘らず、保育士が危険だと少しでも思う物、例えばツルツルしていて飲み込んでしまいそうな玩具などは置かないようにしましょう。

保育士や父母が手作りの玩具を作って遊ばせている保育園もありますが、壊れてはずれそうになっていたら要チェックです。とにかく危険だと感じるものは、取り除いておくことです。

 

◆保育室の床に物を置かない

乳児が這い這いしたり、つかまり立ちをする保育室の床には物を置かない、口に入りそうな物は手の届かないところに置くことを徹底しましょう。

瓶のフタやボタンなど床に落ちてもすぐに気づいて拾えるように、床はいつも見通し良くきれいにしておきましょう。

掲示物を止める画鋲やピンも落ちた時に口に入れてしまっては大変、両面テープや掲示フォルダーなどを使うことです。

3歳未満の保育士は、ボタンや飾り物のないエプロンをする、髪の毛のピンはつけないなど、落とした時に口に入りそうなものは身につけないようにしましょうね。

 

◆もしも誤飲してしまったら

万が一、玩具などを喉に詰まらせてしまったら、口を開けさせ見える状態であれば、顎を抑え、指を入れて引き出します。

引き出せなければ、次のようにして吐き出させます。

◎子供をうつぶせにして胸より口を低くして、お腹を膝の上に乗せます。顎を手で押さえて口を開かせ、背中(肩甲骨の間)を強く叩いて吐き出させます。

1~2分やっても吐き出さない時は速やかに救急車を呼びましょう。判断は早い方がいいです。

保育士が慌てて大声を出すと、子どもは口に入れただけだったとしても驚いて飲み込んでしまうかも知れません。焦る気持ちを抑えて落ち着いて行動しましょう。

誤飲した子どもに処置をしている保育士以外は、他の子どもの目配りが疎かになって事故が重ならないよう、いつも以上に気を配りましょう。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 保育士求人・転職のFINE!保育士

 

まとめ

子どもは思いがけない行動をしますが、誤飲は生死にかかわる事故に繋がり、想定外だったでは済まされません。少しでも危ないなと思う物があったら、他の保育士にも伝えて取り除きましょう。

後で「あの時危ないと思ってたのに」という後悔だけはしたくないもの。保育室の環境を整えることと、保育士が気を配ることで未然に防ぐことが出来るのですから。

 

自閉症の子どもの担当保育士になったら

受け持ちのクラスの中に、集団についていけない困難さを抱えた子供はいるでしょうか。

年々、増えて来ていると言われる発達障害、一見して他の子どもと変わらず保育士も気づきにくい軽度発達障害から明らかに集団保育の中では困難と思える重度発達障害まであります。

障害の種類も自閉症スペクトラム、アスペルガー障害、ADHD、LDなどがありますが、ここでは自閉症スペクトラムについてみていきましょう。

 

◆自閉症スペクトラムの特徴

「1社会性 2コミュニケーション 3創造力」の3点に困難を持ち、知能が遅れている場合に自閉症スペクトラムと呼ばれます。知能の遅れがない場合はアスペルガー障害と呼ばれており、いずれも子供に合わせた療育、支援をしていくことで緩やかにでも発達していきます。

乳児では「発語が遅い」「抱かれたり触れられるのを嫌がる」「視線が合わない」「呼んでも振り返らない」「指さしをしない」など、他の子どもと違うと気づくかも知れません。

幼児では、「喋らない」「オウム返しの言葉が多い」「突然走り出す」「手をひらひらさせたり足を踏みならしたり常同行動をする」「他の子どもと遊べない」「ルールが理解できず遊びに参加できない」「突然癇癪を起して物を投げる」など集団保育の中での困難さとして出て来ます。

 

◆加配保育士がつく場合

医師の診断で自閉症が認められ療育手帳を持っている場合、保護者が望み保育園でも必要とすれば、その子どもだけの加配保育士がついて支援、介助が出来るようになります。

加配保育士は保護者や療育センターと連携しながら保育、療育することになります。

保護者が認めたがらず医師の診断も受けていないグレーゾーンな時、保育園での対応は園によっても違いますが、集団保育の困難さがあれば、担任の他にその子供を介助する保育士をつけることがあります。

 

◆担当保育士は心の拠り所に

自閉症児の担当になったら、それまで学んできた保育スキルだけでは十分ではないです。

自閉症の子供の感じ方や行動の仕方は、他の子どもと違う為「どうしてそういうことをするの?」と不思議に思うこともたくさんあるでしょう。

癇癪や常同行動は、自分が何をしたらいいのか解らず不安になっているのかも知れません。

玩具を投げるのは、孤独な殻の中から飛び出せず、もがいている状態なのかも知れません。

担当の保育士は、自閉症の子どもにとっていつも助けてくれる心の拠り所です。

自閉症はひとつの形には括れない多様性がありますから、関連する文献や心理学の本を読み研修会に出て知識や情報を増やす必要がありますね。

 

◆社会性の困難さを補う

いきなり集団の中に入れず、職員室など静かな場所で、保育士と一対一で接して、保育園が安心できる場所であることを知らせます。絵本を見る、自分の好きな遊びが出来るようになると他の子どもと一緒にいても混乱することなく過ごせるようになるでしょう。

一人だけ立って歩いたり他の子どもと同じ行動が取れなくても、無理強いせずに根気よく慣れさせていって欲しいです。

 

◆コミュニケーションの困難さを補う

担当の保育士がついて簡単なルールのある遊びから参加させてみましょう。大勢の子どもに囲まれたり何か言われるのは苦手でしょうから、数人の子どもの中で始めてみるといいかと思います。

「○○したらダメ」と言っても理解できないことが多く「○○してね」と次にやることを具体的に示した方が理解してくれます。

 

◆創造力の困難さを補う

「想像力の困難さ」は、戸外活動やいつもと違う行事、予定にない活動の時に、不安になってパニックや癇癪となって出て来ます。言葉で上手く伝わらなければ、絵本や写真を見せて具体的に伝えましょう。

担当の保育士が休んだ場合などは、「自分の先生は何処にいるの?」と探し回り、いないことに気づいてパニックになるかも知れません。保育園に慣れたら、他の保育士とも遊んだり、昼食を共にするなど一緒に過ごす時間を持ちましょう。休む前日には、明日は○○先生と遊んでねと、代わりの保育士の顔を見せて安心させておくことも必要かと思います。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

まとめ

自閉症の子どもの感じ方や行動の仕方が、他の子どもと違うのは、視覚、聴覚、味覚、皮膚感覚などが鋭敏だったり特殊だったりするからとも言われます。

子供を注意深く見ながら、嫌なことや困難なことは何なのか、どうすれば心地良く過ごせるのかを理解してあげたいですね。他の子どもとの関わりを増やしながら、就学する前に少しでも改善してあげて欲しいと思います。

ほとんどの新人保育士が頭を痛める指導計画

保育士は子供のお世話ばかりでなく、デスクワークも多いですね。

そのひとつが指導計画の作成、新人保育士やブランクのある保育士は頭を痛めているでしょう。

過去の指導計画や保育士の雑誌を見て四苦八苦しながら書いていることと思いますが、参考文献だけでは、実際に担当している子どもの姿と違っていたり、保育園のある地域の実情が異なっていたりで、思いのほか時間がかかってしまいますよね。

ここでは、指導案のポイントを簡単にみていきましょう。

 

◆指導計画の書式

保育所保育指針には指導計画の記載がありますから、保育園によって書式の違いはあっても、おおむね同じ内容かと思います。

長期計画として「年間計画」「月案」短期計画として「週案」「日案」がありますね。

「年間計画」4月から翌年3月までの1年間の見通しを立てる指導案

「月案」年間計画を具体化するために1カ月の生活を見通して立てる指導案

「週案」月案を実施するために継続して一週間の活動を具体的に見通して立てる指導案

「日案」一日の生活時間を見通して細かく立てる指導案

上記の形式をとっている保育園がほとんどでしょう。

計画のイメージ

計画のイメージ


◆年間計画のポイント

作成する前に、子どもの年齢の心身の発達を頭に入れて、自分のクラスの子どもの成育歴や男女比、発達段階を見ていくことが必要です。

保育園の理念などの目標とともに、年齢ごとに1年間で身につけたいこと、獲得したいことが年間の「ねらい」となります。

年間のねらいに基づいて、前期と後期の2期に分けたり、季節ごとの4期に分けて作成すると、より子供に合った指導案になりますね。

例えば5歳児であれば「年長児になった喜びを知り新しいことに取り組もうとする」などが1期のねらいで、「就学する自覚を持ち、いきいきと活動しようとする」などが4期のねらいになりますね。

そのねらいに基づいて、行事や季節ごとの活動を組み込み、子どもの姿、指導内容、保育士の援助、環境設定を書いていきます。

年間計画なので、予想と異なることも出て来ますから具体的に書く必要はないのです。

月案や週案で修正していく余裕も大切です。

 

◆月案のポイント

年間計画に基づいて、前月の子どもの姿を考慮しながら作成します。

子どもの発達状態、クラスの中で興味のある遊び、友達との関わりなど注意深く観察しながら立てると、「ねらい」も変わってくることがあるかも知れません。変更しつつも年間計画とかけ離れないように留意して、子どもの発達や興味に合った幅広い活動を設定しましょう。

月ごとの行事や季節ごとの活動を、月案の中には具体的に書いていきます。

 

◆週案のポイント

月案を一週間の流れの中に落とし込んでいきます。

週明けから週末まで、週のリズムの中で子どもの体調を考慮しながら計画を立てることが大切です。

「ねらい」は同じであっても、子どもが保育園に来るのが楽しみになるような変化のある保育内容を盛り込み、予想される子どもの姿を考えながら保育士の指導や援助を書きこんでいきます。

天候に変化のある季節であれば、戸外と屋内と2通りの設定になることもありますね。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

◆日案のポイント

週案と照らし合わせながら日案を作成していきます。

毎日の子どもの姿を見ながら前日との繋がりを持って作成すると、より具体的な「ねらい」を持てます。子供の反応や保育士の援助の反省点をふまえると、同じ内容にはならず工夫のある「保育内容」や「環境」の設定、保育士の「援助」の仕方に変わってくるでしょう。

天候や気温を見通せるので、子どもの体調への配慮も書いておきましょう。

 

まとめ

指導計画を書いているうちに自分の文章力のなさや同じ言葉の羅列に悩むこともあるかと思います。お決まりの文章形態もあるので参考文献をたくさん読んで、指導案を作成し書き慣れていくしかなさそうです。

新人保育士のうちは苦戦していても、経験を積んでいくうちに短時間で作成出来るようにもなって来ます。慣れるためにも、観察した子どもの姿や自分が援助した方法などを具体的に書いていくことが大切かと思います。

保育士の歯磨き指導で白い歯を守ってあげましょう

笑顔の爽やかな人って魅力的ですね。その笑顔に真っ白なきれいな歯並びが見えると、清潔感があって、どことなく育ちの良さを感じます。

子供は自分では歯を守れません。白い綺麗な歯は、周りにいる大人が、一生の財産になる歯を守り、大切にするように教えて来た成果なのですね。

保育園での歯磨きは最初の一歩、「イヤイヤ期」には歯磨きを嫌がる子どもも出て来るでしょう。ここでは保育士はどのように歯磨き指導をしているのかをみていきましょう。

 

◆乳歯から永久歯へのリレー

乳歯は6か月頃、真ん中の下から生え始め、2歳から3歳までに生え揃っていきます。

乳歯はエナメル質や象牙質の厚さが永久歯の半分程度でもろく、虫歯になりやすく進行も早いのです。

6歳から7歳になると乳歯が抜けて、一生使うことになる永久歯が生え始めます。

どうせ乳歯は抜けてしまうのだから、永久歯になってから大切にしようと思ってもそうはいかず、丈夫な永久歯は、健康な乳歯からのリレーで作られます。

乳歯が抜ける時、乳歯のつけ根は永久歯に吸収され自然に融けていくのですが、虫歯などで濃が溜まっていたりすると、その下で準備している永久歯の成長を妨げることがあります。

よく噛んで顎の発達を促し、永久歯が生える十分なスペースを作っておくことも大切です。

 

◆保育園での歯磨き指導はいつから?

乳歯が生え始めたら歯磨きを始めるというのが理想ですが、たくさんの子どもを見ている保育園での歯磨き指導はなかなか難しく、実際に子供に歯ブラシを持たせて指導するのは3歳児からという園が多いようです。

歯ブラシは上手に使わなければ凶器にもなりかねません。歯ブラシを持って遊んでいるうちに転んで、口を傷つけたり喉を刺したりなどの危険性を考えると、子どもの成長を待ってから歯磨きという保育園事情も理解出来ますね。

それまでは、乳児は昼食後にお茶を飲ませ口の中をきれいにする、2歳児はブクブク、ペーと口の中をすすぐ習慣をつけている園が多いです。

歯磨きに力を入れている園もあり、乳児は保育士がガーゼで歯の汚れをふき取る、歯ブラシで磨いてやる、2歳児からは保育士が側について歯ブラシを持たせて慣れさせていくといった指導をしているようです。

歯磨き

歯磨き


◆保育園での歯磨き指導の方法

◎0歳~1歳

0歳児は、昼食後にお茶を飲んで口の中をきれいにします。

うがいが出来るようになったら、食べた後には、くちゅくちゅ、ペーと口の中をすすぐよう促し慣れさせていきます。

歯磨きに力を入れている園は、保育士が歯ブラシで汚れを取ってやり、ブクブク、ペーとすすぐことを知らせていますね。

◎2歳児

昼食後の口すすぎ「くちゅくちゅ、ぺー」を習慣づけていきます。

2歳児から歯磨きを実施している園では、子どもに歯ブラシは持たせず、保育士が磨いてやるようです。歯ブラシを口に入れることに慣れることが目的なので、嫌がったり暴れたりする時には長くやらないようにしましょう。

◎3歳児

絵本や紙芝居、歌などを使って歯磨きをテーマにして関心を持たせていきます。

歯ブラシの持ち方、口に入れる、磨く、一連の動作を、保育士が必ず側につき、歯ブラシの枝の部分を子どもと一緒に持って指導します。

歯ブラシを持つことに慣れていくことが目的なので、遊びになったり嫌がったりしたら止めさせます。保育士が磨いて仕上げをしましょう。

◎4歳児

自分で歯ブラシを持って磨けるようになって来ますが、まだまだ磨き方は不十分、途中で遊びに移ってしまうこともありますね。

グループごとに数人で円になって座って歯磨きをするなど、保育士が個々の子どもに目配りが出来る中で、歯磨きをさせましょう。

名前を呼んで口を開けさせて、きれいに磨けたかを確認することも必要でしょう。

磨いた後は歯ブラシを水ですすぎケースにしまうまでを、自分で行えるように指導します。

◎5歳児

年少から歯磨きをしている園では、年長児になると、昼食後の歯磨きは習慣づいていますね。歯ブラシの持ち方もしっかりして自分で磨けるようにもなって来ます。

早く遊びたくて「磨くふり」だけをしたり、ふざけて友達を押すなど危険な行動もありますから、まだまだ保育士は目配りを怠ってはいけません。

引き続き、名前を呼んで口を開けさせて、きれいに磨けたかを確認することも必要でしょう。

日常保育の中で、健康に関心を持つ、歯を自分で守るという気持ちを育てていくことも大切になりますね。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

まとめ

食事をしたら歯磨きするのが当たり前、磨かないとなんとなく気持ちが悪いと思えるようになるまで、根気よく習慣づけてあげましょう。

幼い頃からの歯医者通いは苦手意識を持たせてしまいますから、虫歯にならないよう大切に守ってあげたいですね。

保育士だから出来る子どもの爪噛みをやめさせる方法

子どもの癖はなかなか抜けないものが多いです。その中でも爪噛みは指先に傷をつくりやすい、また噛むことで指先の汚れが口に入る・指先の傷に黴菌が付きやすいといったデメリットが多く衛生的にも良くないとされています。保護者の方からも、どうしたらやめてくれるだろうか…やめさせられず困っていると相談を受けることも多いのではないでしょうか。爪噛みをやめさせるポイントを、分かりやすく紹介したいと思います。

 

○まずは爪噛みのタイミングを見よう

大事なのは「どういうときに噛むのか」です。理由として挙げられるものとしては退屈なとき・寂しい時・叱られた時・眠い時などが考えられます。どうして噛むのか、どんな時に噛むのかをまず知ることが大切です。タイミングが分かると対処もしやすくなります。

爪噛み

爪噛み


○やめさせない、寄り添う事から始めよう

無意識に爪を噛んでしまう、手持無沙汰で噛んでいる、ストレスを感じるから噛む、どの場合であっても、「やめなさい」といった注意はしないで下さい。どんな理由があっても、クセがいけないと否定されてしまうと更にストレスを感じ、隠れて爪噛みをしたり他のクセを作ってしまう場合も考えられます。爪を噛んでいたら寄り添い優しく手を握る、他の物事に興味を移すといった他に、子ども自身が自分の気持ちを消化しきれず爪噛みをしているようなら子ども自身の気持ちを保育士が代弁してみる方法などがあります。悲しい、つまらない、悲しいなどの気持ちを代弁してもらい理解することで自然と解消することがあります。

 

○爪を噛むことが衛生的に良くないことを伝える

年齢に応じての対応になりますが、言葉をしっかり理解出来るなら言葉で伝えることも良いです。爪を噛むことで深爪してしまうと指先が痛くなる、また逆に爪先の黴菌が口から体に入ってしまうことなどを分かりやすく伝えるのも良いです。その場合も、噛むことへの否定はしないで下さい。

 

○保護者への対応

爪の噛み癖は保護者も気になるクセです。それを保育士が「愛情不足」と決めつけてしまうことは絶対にあってはない事です。爪噛みのクセは愛情が足りない、寂しさから始まる場合もあります。ですが、仕事を持っている保護者にストレートに伝えることは懸命とは言えません。それよりも、保育士として伝えられるアドバイスをどんどんしてみて下さい。例えば、園で好きな手遊びや歌を家でも出来るように伝えると一緒に歌うだけで子どもの心は満たされます。上手に出来た作品(ちょっとしたお絵かきでも良い)や園での様子を褒めながら伝えると、それが自然と保護者から子どもへ褒めることに繋がります。その積み重ねが、子どもの寂しさを埋めていくことにもなるので、保育士は例え小さなことでも保護者への報告を忘れないようにして欲しいと思います。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

いかがでしたか。子どもの心のシグナルにもなる爪噛みです。クセそのものを頭から否定することなく、少しずつでいいので子どもや保護者に寄り添うことが爪噛みを解消することに繋がります。是非参考にしてみて下さい。

保育士が気を付けるべき子どもへの接し方

日々の忙しい保育業務の中で、ついつい疎かになってしまいがちなのが子どもへの接し方です。子どもには様々な性格の子がいます。素直な子や目に余るような行動ばかりする子、大人しい子や全くこちらの話を聞いてくれない強者な子まで。この子にはついつい怒ってしまうことが多い・あの子は大丈夫と決めつけて放っておいてしまうことありませんか?当たり前なことだからこそ、もう一度立ち止まって子どもへの接し方を見直してみましょう。

 

○行動が目に余る子への接し方

友達を叩いてしまったり、落ち着きがなかったり、また成長過程での反抗期など、保育士にとっては悩みの種でもあり経験の見せ所ともいえる強者な子どもたち。どの年齢にもいますよね。もちろん、保育士は敬遠することは許されません。どんなに寄り添ってもうまくいかないことが多いと、ついつい他の保育士に愚痴ってしまったり、職員会議で報告したりするかもしれません。でも、それを子ども本人や他の子どもに悟られてしまうことは絶対に避けなければなりません。子どもは敏感です。大人の感情をとても良く感じとりますから、保育士が向ける態度を見ています。大変・苦手といった感情は心の奥底にしまいましょう。

どうしても対応がうまくいかない場合は、クラス全体でその子をカバー出来るようにしてみましょう。年中・年長になれば友達の様子が分かるようになります。グループが上手に出来たら褒める、出来なかったら出来るまでグループで待つ、といった団体行動を取り入れると徐々に解消される場合もありますよ。

保育士と園児

保育士と園児


○本当は見て欲しい、『大丈夫』な子たち

目に余る子と対極的になりますが、良い子と言う部類に入ってしまう子もいます。日本人にありがちな協調性を重んじる大人しい子です。言われた通り席にきちんと座れる・制作もきちんと作れる・列にしっかり並んで歩ける・先生のお話をしっかり聞ける。そういう子は「大丈夫だね」と、ついつい見送ってしまいがちです。でも、どの子にも感情はあります。先生に見て欲しい、褒めて欲しいといつでも思っています。そして同時に、「今は○○ちゃんとお話ししているから我慢しよう」と思える子でもあります。そんな子は目で訴えることが多いですから、「どうしたの?」と人一倍声を掛けてみて欲しいと思います。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

いかがでしたか。日々の業務で慣れている保育士こそ、しっかり立ち止まって子どもたちの目を見て欲しいと思います。忙しかったら、無理に保育をせずのびのびした遊びの時間にしてしまうのも良いのではないでしょうか。どの子どもにも、楽しい保育時間を提供できる保育士で合って欲しいと思います。

不器用な保育士におススメの制作案

保育士というと制作なども器用に作れるイメージが強く、不器用な保育士さんはちょっと居心地が悪いのを隠せないのではないでしょうか。どんなに時間をかけてもうまくいかない…そんな不器用な保育士さんにおススメの制作案を紹介したいと思います。

 

〇こまごましたものは作らない

不器用な人ほど、壁面制作にしてもプレゼント制作にしても、こまごました作品に挑戦してしまうこと。実はこまごましたものこそ不器用な人だと雑さが際立ってしまいがち。おおざっぱに大胆に作ってしまった方が、案外見栄えもよくなります。季節の壁面制作も、メインをはっきり決め、それを大きく作ると子どもにも分かりやすくていいですよ。

折り紙

折り紙


〇折り紙を活用しよう

制作でアイデアを出せない人は、大きな色画用紙で折り紙をしてみるのはどうでしょう。犬や猫、最近は人気のキャラクターも折り紙で作れますよね。専用の折り紙でなくても、作ったら絵具で色を付けると十分それっぽくなります。

 

〇子どもに協力をしてもらう

どんなに小さな子どもでも作れる壁面は、手形足形を使ったものです。模造紙いっぱいにかわいい手形足形を使って絵を描くのは、年齢に関係なく出来るのでおススメです。レイアウトと配色を決めたら、あとは子どもにペタペタしてもらうだけ。手形足形は子どもも大好きですから、どんどん制作に取り入れてみて下さい。

 

〇作らない制作をしよう

型にはまらない、自由な発想で作れる制作におススメなのがコラージュです。これは年中~年長と大きな子にオススメ。コラージュは写真や読まない雑誌などから絵などを切り抜いて台紙などに好きに貼ることです。子どものアイデアに任せて作れるので、制作のアイデアを出すのが苦手な保育士向け。ただし作るときは季節やイベントなどきちんとテーマの選定をすることは忘れずに。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

○色合いははっきりしたものを選ぶ

製作に欠かせない色紙の配色は、色合いのはっきりしたものを選んでみて下さい。特に壁面製作では大きく作るので、色合いがごちゃごちゃしてしまうよりは、すっきり見えますのでそれだけで見栄えUP。子どももはっきりした色の物の方が、何を作ってあるのか判断しやすいので、ホールなどに飾るものを作る場合は配色をしっかり決めてから制作してみて下さい。

いかがでしたか。不器用な人にありがちなのが、出来ないのを無理に頑張ってしまうこと。頑張らず、でも見栄え良く作るアイデアを活用して、子どもと遊ぶ時間を割くことがないようにしたいですね。

 

保育士が心がけるべき「身だしなみ」のポイント

保育園児と接する保育士は、何より身だしなみには気を使わなければいけません。身だしなみは見た目のものではありますが、「保育士の身だしなみ」は園児の安心安全に直結するといっても過言ではありません。では保育士に相応しい身だしなみとはどのようなものなのでしょうか。

 

〇基本的な身だしなみの確認

基本中の基本ですが、爪は短くしましょう。当然ですが短くてもマニキュア・ネイルアートなどは園児へ食事の提供などをするので衛生面を考えて一切NGです。髪型は、長い髪はまとめておきます。前髪などはその都度、かき上げていることがないようにすることも大事です。髪は染めても派手ではない色にしましょう。メイクも派手にならないよう、でも全くしないということは避けましょう。日焼け止めといったケアは外遊びが欠かせない保育士には必須です。

保育士さんの身だしなみ

保育士さんの身だしなみ


〇服装は清潔感のあるものを。

外遊びでめいっぱい動くと汚れてしまいます。汚れることを気にしていられない保育士ですが、なんでもそのままで良いかというわけにはいきません。給食・お昼寝といった清潔な場面には相応の服装であることも大事ですから、着替えは多めに用意しておきましょう。同じようにエプロンも多めにあると、アクシデントがあってもすぐに替えられるので安心ですよ。

 

〇意外な落とし穴、髪留めに注意

髪の長い保育士が使うものに、髪留めがあると思います。髪をまとめやすいバレッタなどは使いやすいアイテムですが、保育士という職業柄では使わないで欲しいアイテムです。バレッタなどは金具を使っていますから、なにかの拍子に子どもに当たってしまうとケガを引き起こす可能性があります。髪留め類で金具・尖ったものはあるものは使わないようにして下さい。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

〇ネームなどは刺繍で

子どもと触れ合うことが多い保育士は、なるべく安全ピンを使わないネームがおススメです。エプロンへの刺繍は定番ですが、子どもに見やすい大きなネームにしたい場合はマジックテープなどに作り替えておくと安心です。ネームをつけることで、ひらがなに興味がある子どもだと読むことを楽しめるといった他にも、普段関わりの少ない保護者にも名まえを覚えてもらえるといったメリットもあります。

 

いかがでしたか。保育士は総じて子どもに安心と安全を提供する職業です。難しく考えることはありませんが、メイクなどで綺麗にする必要はなく、子どもとたくさん遊べるような服装と身だしなみ、でも清潔感がある保育士は子どもだけでなく、保護者からも好感度が上がります。それは本当にちょっとした心がけですから、参考にしてみて下さい。

 

吐き気が止まらない、…保育士が抱えるうつ病について

保育士の仕事のイメージは、可愛い子どもに囲まれて毎日笑顔で過ごせる幸せな職業です。子どもが好きだから、保育士になることを決めたという人が殆どだと思います。もちろん子どもは可愛い、教室で子どもと囲まれているときは充実している、そんな保育士さんが多いと思います。でも一方では「子どもを可愛いと思えない」「保育の仕事に価値を見いだせない」「遊んでいても楽しくない」そんな気持ちを心に溜め込んでしまう保育士が実は多いです。仕事の重責に耐えられない、保護者や他保育士との関係に心が疲れてはいませんか?吐き気がひどくて朝が起きられない…それは「うつ病」かもしれません。心の病と言われるうつ病で、吐き気を伴ってしまった時の対処法を紹介したいと思います。

この記事を書いた人:東京都 20代後半 女性 保育士 / 参考にした保育士のサイト:保育士求人

 

○保育士に多いうつ病とは

ストレス社会と呼ばれる昨今、うつ病患者は年々増加傾向にあります。職業別でみると保育士や介護関係のうつ発症度が高いと言われています。どちらも命を預かる職業のため常に緊張とストレスを感じやすい事や業務量や残業・持ち帰りといった仕事の多さ、保護者(または家族)との人間関係、体力の衰えといったものでもストレスを感じやすい環境に晒されていること、女性が多い職場特有の人間関係などストレスの原因になりやすいといった要因が多いことがうつ病の引き金になりやすいためです。

吐き気

吐き気


○初期症状は「吐き気」「頭痛」「倦怠感」などが多い

うつ病と言っても突然、ガツンと大きな症状が出るわけではなく、どことなく調子が悪いや風邪の初期症状?といった軽い症状から始まります。特に吐き気は保育士と言う職業柄、ノロウイルスなどを警戒して良く治るまで出勤停止対応となることが多く、ずるずると欠勤を続けてしまうケースもあります。

 

○その「吐き気」をうつ病か否か見分ける方法

吐き気は胃腸炎の類の心配もありますが、見分けられる方法があります。胃腸炎であれば「悪い物を出し切ってしまえば収まる」はずです。つまり、理由なく吐き気が長引く場合は「うつ病」の初期症状が疑えます。その際は、何が自分の心に引っ掛かっているのか、焦らずじっくり思い返してみましょう。思い起こすことで症状が表出する場合はうつ病のサインです。気持ちを切り替えることが出来るなら軽度ですが、布団から起きれない・食事を食べれないといった症状はうつ病が進行していることが考えられますから、迷わず病院を受診して欲しいと思います。

 

 

いかがでしたか。うつ病は心の病気です。弱ってしまっている心を助けるには薬やカウンセリングの前に仲間や友達に助けを求めてみて下さい。弱音を吐くことは恥ずかしいことではありません。困っている事に対してアドバイスをもらえる先輩や同僚がいない場合は、専門窓口などに相談してみて下さい。うつ病は誰にでも、発症する可能性がある病気です。悩みを話したら吐き気が落ち着いたということもありますから、一人で抱え込まずに不安を感じたことは同僚や先輩保育士にどんどん相談してみて下さい。